家に帰り、エネルギーを摂取した我々は、再びキャッチボールです。
後から来たユタッチも加えて、内容の濃いキャッチボールを展開します。するとそこへ、遠くからこの
様子を眺めていた、S(仮名)が「フェロモンズに入りたい!」と言い出したのです。
このS(仮名)というのは、平均年齢20の我々よりも3つ年下の、17歳です。
若い力は必要なフェロモンズなのですが、メンバー議論の結果、簡単な入団テストを行うことにしました。
結果は不合格でした。まず、ボールが投げれないのです。テストに立ち会ったユタッチ曰く、
「あいつただのもやしっ子だよ!」だそうです。テストの最中ユタッチが、思いっきり投げろ!
と言った所、いきなり右手で投げ始めました。
ユタッチ「お前左利きやろが!どっちで投げてんねん!」
S「こっち(右手)の方が力入るねん。」
こんな会話が展開されるような奴に、入団の許可が出るはずがありません。
いくら人手が足りないフェロモンズといえども、一応の評価基準はあります。
ボールが投げれない・球を捕球できない・もやしっ子と、
3拍子そろったミスターパーフェクト。彼が入団できるのは、いつの日でしょうか?
尚、こいつ(ミスターパーフェクト)を入団させろ!などの苦情は受け付けません。
入団できるかどうかは、彼の努力次第です。 |