畑練習

久々にかっちゃんとアズマが来たので
早速キャッチボールをすることにしました。
練習場所は、黒木家のまん前にある畑です。
この畑は、フェロモンズもいつもお世話になっているお百姓さんの畑です。
このお百姓さんは、半ば諦めたのか、最近では注意してきません。
怒られることに少し喜びを感じていた我々にとっては
少し残念だったかもしれません。



フェロモンズの外野を担う2人
互いに眼鏡をかけています

 まずはブルペン1を使って肩ならし。10分ほど軽めのキャッチボールを 行います。2人ともボールの感触を確かめるように、キャッチボールを楽しんでいました。


何故か投げるとき苦しそうなアズマ
しかし腕の振りは本物です


サイドスローから切れのいい
スローボールを投げるかっちゃん

 肩も温まり、調子が出てきた2人。互いにミットを鳴らしていました。 しかし、ここで気付いたことが1つ。アズマをデジカメで撮影していたとき、何か奇怪な音が聞こえて きました。

「うぅん・・・うぅん・・・」

 ・・・何じゃこりゃ?と思いよく聞いていると、どうやらこれは、アズマから発せられている音のようです。 人間誰しも、食いしばってボールを投げるとき、「くっ!」とか「フン!」などと声を発することはあります。 しかしアズマの場合、事もあろうに

うぅんち!

と言っているのです。思わず笑ってしまいましたが、当の本人は至って真面目。ふざけている気は無いのです。 ここは温かく、ほっといてあげるのが定石でしょう。


 1時間ほどキャッチボールをし、程よく汗をかいた後、 運動によって不足した塩類とアミノ酸を補給するべく我々は、コンビニへ向かうことにしました。 もちろん移動の手段はバイクです。我々は、キャッチボールの次ぐらいに、バイクが好きです。
 キャッチボールで一汗かいた後なので、このときでこそ軽装ですが、普段はしっかりと着込んで バイクに乗ります。


カメラに向かって意味不明な
黒木兄弟(兄)


みんなカメラが大好きです
カメラ目線は当たり前


このままどこかへ
走りに行きたかったです



こういった物が大好きなユタッチ
ミルミルキ〜

 コンビニへ行くと、仕事帰りのユタッチと遭遇しました。丁度いいので、 これからキャッチボールに参会してもらいます。一度家に帰ってから来るらしいので、 我々は一足先に、本拠地へ戻ることにします。



何かにつまづいてこける黒木兄弟(兄)
奥ではユタッチがをテスト中です


フェロモンズ入団を夢見る
その日は遠いようです


一応左投げです
しかしこのフォームはちょっと・・・

 家に帰り、エネルギーを摂取した我々は、再びキャッチボールです。 後から来たユタッチも加えて、内容の濃いキャッチボールを展開します。するとそこへ、遠くからこの 様子を眺めていた、(仮名)が「フェロモンズに入りたい!」と言い出したのです。 この(仮名)というのは、平均年齢20の我々よりも3つ年下の、17歳です。 若い力は必要なフェロモンズなのですが、メンバー議論の結果、簡単な入団テストを行うことにしました。
 結果は不合格でした。まず、ボールが投げれないのです。テストに立ち会ったユタッチ曰く、 「あいつただのもやしっ子だよ!」だそうです。テストの最中ユタッチが、思いっきり投げろ! と言った所、いきなり右手で投げ始めました。

ユタッチ「お前左利きやろが!どっちで投げてんねん!」
S「こっち(右手)の方が力入るねん。」

 こんな会話が展開されるような奴に、入団の許可が出るはずがありません。 いくら人手が足りないフェロモンズといえども、一応の評価基準はあります。
 ボールが投げれない・球を捕球できない・もやしっ子と、 3拍子そろったミスターパーフェクト。彼が入団できるのは、いつの日でしょうか?

尚、こいつ(ミスターパーフェクト)を入団させろ!などの苦情は受け付けません。
入団できるかどうかは、彼の努力次第です。