7/22 本宮町突入!
日々の激しいキャッチボールによって、知らず知らずの内に疲労が溜まっている我々のこの体。この疲労を何時までも留めておくことは、それすなわちキャッチボール生命の短縮を意味します。
そんな時我々は、決まって温泉に入ってリフレッシュを試みます。
しかし大概は、その移動時間のせいで、逆に疲れたりするのです。意味ね〜。
今回はその良い例の一つを紹介します。

出発時間は、日付がもうすぐ変わろうかという深夜の11:00過ぎ。今回の目的地は、和歌山県本宮町にある、早朝6時から入浴できる渡瀬温泉。片道5時間を計算しての、この時間の出発となりました。要するに、すべては一番風呂に入るためです。アホでしょ?我々って。

今回の目的地である本宮町は、周りが完全に山に囲まれているため、高速道路などは使えません。よって、我々はひたすら夜の山道を激走していきました。途中、すれ違う車などは一台もありませんでした・・・。

走り始めて約4時間後の、AM3:14分頃、途中にあった道の駅にて休憩。この時点で、予定到着時刻を1時間も早めるという世界新記録並の快挙。早くも嫌な予感がなきにしもあらず。 (画像左:自販機の前に大量の虫の死骸が…嫌な予感)

この道の駅は、渡瀬温泉から僅か20分の距離にあることが判明。一時間以上も何して時間潰せっちゅうねん。
とにかくここで、1時間程、時間を潰すことにします。 (画像右:放尿しながら何かを思う、黒木兄弟(弟))


「待ってても仕方ない」という誰かの言葉で、我々はダメ元で渡瀬温泉へと向かいましたが、やはり閉まってました。

渡瀬温泉の看板の前で途方に暮れる我々を尻目に、東の空がうっすらと明るくなってきました。 (画像上:右下のほうに、ハッキリと入浴時間6時から、と書いてますね)

渡瀬温泉が開くまで、我々は近くの名も無き川で時間を潰すことにしました。

それにしてもこの川の綺麗なこと!直ぐにでも泳ぎだしたくなるほどの透明度です。この川と山の空気で、ご飯3杯はいけます!
(画像右上:山に立ち込める煙。誰かが焚き火をしているようです)

5時を過ぎると、もうかなりの明るさです。我々は早速、持参していたグローブを使い、早朝キャッチボールをやり始めました。 (画像左:早朝5時からのキャッチボールは、また格別です)


と、初めて20分ほど経った時、いつものように黒木兄弟(弟)の大暴投でボールが一個戦死。

いつもの事ながら、一つしか持ってきてなかったボールを無くし、途方に暮れる我々でした。
(画像右上:唯一のボールを無くし唖然とする黒木兄弟)


そうこうしているうちに、時間も5時半を回り、そろそろ渡瀬温泉も開くころです。待ちに待った我々は、一路渡瀬温泉へと向かいました。 (画像左:西日本で一番広い露天風呂が有名な渡瀬温泉)


大きな露天風呂で旅の疲れを癒した我々は、そろそろ帰路につかなければなりません。そういえばキャッチボールで溜まった疲労を取り除くはずが、いつのまにか旅の疲れを癒す事になってます。 (画像上:知らない人にタオルでちょっかいを出すアッキー。まったく困った奴です)

午前7時過ぎに渡瀬温泉を後にした我々は、約4時間かけて岐路につきました。なぜか行く前より疲労が溜まった気がするのは、気のせいにしておきましょう・・・(涙)
(画像右:黒木家に帰ってくるなり熟睡するアッキー)