和歌山一周ツーリング
[2001/8/14〜15]

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PM4:00 和歌山県潮岬に向け出発!
一泊二日の和歌山一周ロングツーリングです。家族水入らずの旅行のはずが、なぜかダンディー室伏が着いてきています(笑)というわけなので、これもフェロモンズの活動の一部として扱います。キャッチボールももちろんします。

午後4時過ぎに一路、本州最南端の潮岬へ一気に行くことにします。途中、日本一お金を取られることで有名な、湯浅道路を通らなければなりません。かといって使わなければ、半日かかっても辿り付けません。
仕方がないので、泉南I.Cから一気に南にバイクを走らせます。因みに、ツーリングといっても、バイクで行くのは黒木兄弟(兄)一人です。みんな根性無しです。

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梅アイスを喰らう黒木兄弟(兄)と、プリンジュースを飲むダンディー室伏。

PM6:08 たまらず休憩
高速を使い、走ること2時間。ようやく目的地の潮岬まで半分の距離まで来ました。当初の予定では一気に行くはずでしたが、こともあろうに車を運転するダンディー室伏や黒木兄弟(弟)が疲れたようで、しばし休憩することにします。
本音を言うと、黒木兄弟(兄)も相当疲れていました。2時間ぶっ続けの高速はさすがにきついです。
和歌山名物?梅アイスを食べましたが、どうやらお口に合いませんでした(^^;

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掛け軸を指差す黒木兄弟(兄)と悶えるダンディー室伏。黒木兄弟(弟)はメンチきってます。

PM8:49 ようやく民宿へ
休憩ポイントからさらに2時間、日はどっぷり暮れ、早く民宿に辿りつかないと、大変なことになってしまいます。
そうなんです。今回のツーリング、民宿の予約はとっていませんでした。
「どこかそこらへんに泊まれる民宿があるだろう」と軽い気持ちだったのが災いしました。
一時間ほど探し回った結果、潮岬の灯台が見える、すぐ脇の民宿に滑り込むことが出来ました。

かくして、ホッと一息を部屋でつく我々(上画像参照)。と、なにやら怪しい掛け軸がありました。掛け軸の裏を見てみましたが・・・なにもありませんでした。
ちょっと残念。

今日は長時間の移動で、みんな疲れていたので、夕食を食べ、風呂に入った後直ぐに就寝。が、なかなか寝付けず、結局1時間ほどしか眠れませんでした。ダンディー室伏のうなされ声もうるさくてかないませんでした。この男、なにかに取り付かれたかのような唸り声を上げます。怖いです。


二日目 AM5:20 本州最南端からの日の出
次の日の早朝、黒木兄弟(弟)と2人で日の出を見に行きました。ダンディー室伏も連れて行こうと思っていましたが、どうやっても起きそうになかったのでほってきました。
さすが本州最南端だけあって、地平線には海しかありません。しかもこころなしか、海が丸みを帯びています。


いくら起こしても起きないダンディー室伏。


本州最南端、大島へ向かいます。道路には人影ひとつなし。


大島に到着。でっかい慰霊碑。砦のようなトイレがありました。


灯台っぽいところに黒木兄弟(弟)が登っています。たぶん樫野崎灯台。



本州最南端からの日の出。


旅館の駐車場にて。シェルパの兄貴分、KLX250。あにきぃ!


しばし日の出を拝んだ後、民宿に戻り、朝食・朝風呂の後、午前10時頃に民宿を出発。和歌山一周ツーリング二日目に入ります。

AM11:17 那智勝浦の滝見学
民宿を出発し、真っ青な海を右手に見ながら、国道42号線をひたすら走ります。
途中、何台ものバイク野郎達とサインを交わしながら、1時間後に那智勝浦の滝へ到着。早速拝みにいこうじゃないですか。日本一の滝を!

AM11:29 那智の大滝見学
駐車場にバイクと車をとめ、那智勝浦の大滝まで徒歩で近づきます。日本一というからには、どれほど凄い滝かと思っていましたが、どうやら折からの水不足によって、水量が激減していたらしく、なんかちょろちょろって感じでした・・・。

AM11:53 那智勝浦の山からの眺め
どっちかというと、滝の眺めよりも、こっちの山の眺めの方が感動しました。
またここには、水量の多い月に来なければ・・・。悔いが残ります。
後ろめたい気持ちを引きずりつつも、次なる目的地へと向かいます。

PM12:30 海
もう大阪の海とは比べ物にならないほど綺麗な海。
海の色は、どちらかというとエメラルドグリーンぽく見えました。
この後海で泳ごうと計画していましたが、地元の人の話では、すでにクラゲが発生していて、泳ぐのは危ないとの事でした。
というわけで、このまま高田川という所へ向かいます。

PM2:50 高田川源流で泳ぐ
結論から言いますと、はっきり言ってこの川綺麗過ぎます!!川へ潜ってみると、イワナや鮎の稚魚が、水中眼鏡をつっついてきます。
鮎の稚魚がいることからして、まず間違いなくこの川は綺麗だといえます。
水温はおそらく15〜6度ぐらいで、かなり冷たいです。しかしこの日は、和歌山県全域で35度を超える猛暑。気持ちのいいことこの上無しでした!
やっぱり海より、山でしょう!(個人的な意見)
通称、男里の野人ことダンディー室伏も、存分にこの川を堪能していました。

PM4:50 最終目的「雲取温泉」へ
川で泳いだ後は、この川から上流へ3kmほど行った先にある温泉、雲取温泉へ行って今回のツーリングは、実質的終了です。
気が付けば、総走行距離も500kmへ近づき、和歌山をほぼ一周したというのが分かります。


雲取温泉。川で冷えた体を温めるには、十分でした。

とりあえず温泉へ浸かり、しばらくゆっくりした後、午後5時40分に雲取温泉を出発。一路大阪府泉南市に向けての、約3時間の夜間山道走行です。
高速道路などは使いません。というか、高速を使おうと思ったら、かなりの距離を戻ることになり大変です。
途中、いったん奈良県に入り、十津川村、大塔村を経て、午後11時過ぎに自宅に到着。無事家に帰ってくることが出来ました。

何事も無く無事かえってこれた安堵感と、二日分の総運転時間がこたえたのか、そのままバッタリと眠ってしまいました。


帰り道でこんなのを発見。土砂崩れでもあったんでしょうか?









・・・しまった!キャッチボールしてない!!
というわけでおしまい♪