ユタッチ 俺の名前はユタッチ。男里フェロモンズのリーダーだ。このバカでハジけた変態どもを、日々引っ張り続けている。相当に疲れる毎日だが、まあそれなりに楽しくやっている。 だが、はっきり言って、俺率いる男里フェロモンズは伊達じゃない。特に、ダンディー室伏というやつは厄介だ。 まあ、この話は後々するとして、まずは俺の事を話そうか。

ユタッチ 名前は知っての通り、ユタッチだ。が、はっきいって、この名前は恥ずかしい。俺の硬派な変態のイメージが崩れてしまう。 まあ、リーダーとでも呼んでくれ。あくまで俺は、硬派な変態だからな。そこいらの変態とは、わけが違う。

と、硬派に台詞を決めてはみたものの・・・

俺は今、こんな格好をしている。

なぜブリーフを履いているのか？

いや、その前に

なぜ下半身丸出しなんだ？
しかもちょっともっこリだ。

ここは俺の部屋だ。

ドア一つを隔てて、隣の部屋では家族が会話をしている。

もし今、家族の誰かが入ってきたら・・・？

いや、今はそんなこと関係ない。

ここは俺の部屋だ。

俺が俺の部屋で何をしようが・・・

関係無い！！！





→

最後に、ユタッチからの熱いメッセージをお聞きください。


毎度お世話になってます！！
エースで四番、フェロモンズを総合プロデュースするリーダーです。
我々は日々野球の上達と硬派な変態を目指し
厳しい修業を行なっています。
この我々の血の滲むような努力の結晶を皆様に
ノンフィクションでお送りしております。
これからもドラマティックでシリアスな我々男里フェロモンズを
ヨロシクお願いします。！！
尚、男里フェロモンズは年中無休フェロモン全開で活動中でございます。





第一章・怪力貴公子ユタッチ

完