フェロモンズのメンバーは、今からおよそ7年ほど前、ちょうど中学1年生
ぐらいから遊びだした仲間内で結成されています。
しかし、このころの遊びといえば、近くの工場の中に無断で進入したり、
近所の川を探検したり、海へ釣りをしに行ったりしていました。
このころは野球に興味もなく、普通に遊んでいました。
中学校2年生になったころ、ソフトボール部に入部。
野球(キャッチボール)の楽しさに目覚め、家の前の田んぼで、
プラスチックバットとゴムボールで野球をしていました。しかし、あまりにも
毎日しすぎたため、お百姓さんに怒られ、一時的に野球禁止となることもしばしば。
しかし我々は、お百姓さんの目を盗んで、ひたすらキャッチボールを
やっていました。
そのうち、プラスチックバットとゴムのボールにもあき、近所の河原で拾ってきた、
縫い目の無い軟球で野球を始めましたが、グローブ(おもちゃのようなグローブ)
がしょぼすぎ、ゴムボールと比べて、格段にボールのスピードがあがったため、
かなりデンジャラスなキャッチボールになりました。
いつもは部活でソフトボールのキャッチボールをしていたので、
軟球にはかなりの違和感があったので、軽く流す程度でキャッチボールをしていました。 |
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月日は流れ、無事中学を卒業した我々は、それぞれの高校に進みました。
高校に入っても、ソフトボールを続けようと思っていましたが、公立高校で
男子ソフトボール部のある所は少なく、無論、小姓の入学した学校にも、
ソフトボール部はありませんでした。その上野球部も無いではありませんか?
というわけで、クラスメート数名と野球部創立を直談判しにいきました。
しかし、そこで待っていた言葉は、あまりにも非常なものでした。
「甲子園に行くならハゲにしてこい!」
この言葉をきっかけに、心無いクラスメートは去っていきました。
小姓も、いまどきそれはないだろうと思い諦めました。この頃から、
「チームを作り、いつか草野球で試合をしたい!」という思いが生まれ始めました。
そして、野球の基礎がはっきりいって整っていない我々は、とりあえず
野球の基礎である、キャッチボールを暇さえあればするようになりました。
そしてついに!!兼ねてからの夢であった、草野球チームを結成するべく、
2000年12月25日、嵐の中の軍団結成となったわけです。
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