バットがないならスコップがある。

そんなアッキーの意地が見られるワンシーン。

アッキーがスコップで高々と打ち上げた軟球をファインプレーで捕球の黒木兄弟（兄）。

迫り来る電柱を足場に、さらに高みへと昇っていきます。

しかし調子に乗っていると、いつかはしっぺ返しを食らうのであります。

長身を生かしたアッキーのジャンピングキャッチ。

これだからキャッチボールはやめられません。

場所を第一グラウンド（畑）へ移して、さらにノックを続けます。

鬼気迫る表情で軟球を打ち抜くＹＯＵの形相は、鬼と化していました。

あっ！打ち上げすぎた！！

このままでは、畑横の工場に、大事な軟球を寄付してしまいます！

フェロモンズピンチ！！！

しかしそのとき、フェロモンズは奇跡を起こしたのである！！

必殺の、肩車キャッチ！！

辛くもピンチを逃れた我々

ＳＷＡＴ（スペシャル・ワンダフル・愛してる・たまねぎ（泉州玉ねぎ））

小隊は、次なる特訓へと突き進みました。

何度も辛酸を舐めさせられているこの電柱（愛称：ボブ）に完勝するべく

今回は秘密兵器「自転車」という、人類の英知を用いて戦いを挑みます。

見事、自転車による突撃を電柱に食らわせた黒木兄弟（兄）。

「してやったり！」の表情と共に、ピースサインをカメラに送ります。

しかしその時、電柱の反撃が！！！

壊滅的打撃をこうむる黒木兄弟（兄）とアッキー。

凄惨な惨劇を眼のあたりにしたＹＯＵでしたが、シャッターチャンスは逃しませんでした。

黒木兄弟（兄）曰く「メガネが飛びそうになった」だそうです。

さて、今日の最終メニューは、「３球同時ノック」です。

打ち出された軟球３個を、手・足・口と、体のどの部分を使ってもいいので

同時に捕球する訓練です。

今回の修行では、これが一番の山（試練）でした。

３球同時に打つほうも大変ですが

それ以上に難しいのが３球同時捕球なのです。

神経を研ぎ澄まし、集中したその次の瞬間、アッキーは奇跡を起こしました。

一瞬の沈黙！！！

「片手でボール３つ掴んだ！！」とアッキー。

嘘つけ。

ＹＯＵはさすがというか、かなりの確立で３球同時に捕球していました。

さすが男里フェロモンズのスーパーサブ！

こうして、心身ともにさらにパワーアップした男里フェロモンズですが

まだキャッチボール道の極みは見えてきません。

それだけ自分達が、まだまだ未熟だと悟ると同時に

「こんなことやってるのって、男里にとって恥じなのかな？」

と葛藤するはずもなく、明日も元気に生きていこうと固く決心する我々なのでした。