2002/6/9 遠足(2)前回の続きvv 遠足は家に帰るまでが遠足です。
ヘリポートとNTTの無線基地を後にした我々は、元来た道をひたすらバイクで走ります。途中、監督が駆るCRM50から、なにやらポロポロと部品が落ちていましたが、気にせず走ります。 暫くして、我々が最初に通ってきた道と、もう一本の山へと続く道への分岐点に到着しました。暫くメンバーと話し合った結果、さらに山へと続く道を走ることにします。この道から、泉佐野の犬鳴山へと抜けることが出来るはずです。
画像は辺りを散策するユタッチ。小走りに走る様は、十分に変態さを醸し出しています。やはりさっき通ってきた道とは、違う道を通りたいというのが心情というもの。さらに山へと続く林道を走る事にします。
どうやらこの分かれ道は、「馬別れ」と呼ぶようです。細かいところは、ツタなどのせいで見えませんでした(というか見ませんでした)。 これから我々が向かおうとしている先は、右の矢印の方角です。自然〜と書いてますが、詳しくは判りません。
先頭は勿論リーダーの勤め。ユタッチが先導を切って出発します。それを見つめる監督。
次に監督が続きます。監督のロケットスタートのショックからか、CRM50のナンバープレートが脱落しかけています。が、構わず突き進む事にします。 この時点で、CRM50のナンバープレートのボルトは紛失。
マシントラブルです。メカニックマン・黒木兄弟(弟)が手際よく修理に取り掛かります。いやはや、やはり遠足に故障はつきものですな。
CRM50が直るのを待つ間、ユタッチが突然、横の獣道を駆け上り始めました。いったいどこへ行こうというのでしょうか? ユタッチ「うぉお!アニバサリィー!!」
下山途中のユタッチ。下山というか、滑り落ちています。 ユタッチ「やっぱり山は強いっぺ」 ユタッチが入山・下山を繰り返しているうちに、どうやらCRM50も直ったようです。再び覆い茂る草木に囲まれて薄暗い林道を突っ走ることにします。
暗くてぬかるんでいて轍がいっぱいの林道を暫く走ると、ようやくまともな道へと出てくる事が出来ました。久方ぶりに太陽の光を浴びたような錯覚を覚えながらも、ここで暫し辺りを散策することにしました。
ボロボロの家屋。使われなくなって随分経つのでしょうか?こういった感じの廃屋が大好きな黒木兄弟(兄)がおもわず「廃墟や!ここ廃村ちゃうの?」と大声で話していると、この家屋横の比較的綺麗な家の前で、おばちゃんが洗濯物を干していました。ギロッっと睨まれたのはいうまでもありません。 とりあえずこのおばちゃんに、この先に行くとどこに行くのか?と問い詰めたところ、このまま行くと神通温泉という温泉横に抜けるとの回答を頂きました。そうとわかれば話が早い。我々はリミッター限界までエンジンを回し、林道を慎重に突き進みました。情報提供者のフネさん(仮名)、有難うございました!
暫くバイクを走らせていると、なにやら見覚えのある景色が・・・?なんと、我々が過去、よくバイクで走りに行っていた犬鳴峠に出てきたではありませんか?予め手に入れていた情報とぴったり一致します。
せっかくここまで来たので、神通温泉へ入っていくことにします。不動温泉だるま湯にはかないませんが、そこそこにお肌つるつるになる温泉です。 さて、我々のフェロモンズ的遠足はまだ終わりません。次は霊山・犬鳴山にあって一際有名な幽霊?トンネル、犬鳴トンネルへと向かいます。この神通温泉から少し大阪側へ戻ったところにある犬鳴温泉から葛城山へと続くルートがあります。 この長く曲がりくねった霊道をランナウェイしていくと、そこに現れる犬鳴トンネル・・・。
犬鳴トンネルの入り口前です。全然通れるとは思いますが、なぜか置いてある「立ち入り禁止」の看板。よくわかりませんが、なんかヤバそうな雰囲気です。
こういった類はまったく信じないユタッチと監督も「これ以上行くのはやめよう」と弱音を吐いたそのトンネルですが、真偽の程はいったい・・・? もう日が沈みかけていた事もあり、我々は今来た道をまた戻る事にしました。この後は、今日この遠足に参加していなかったフェロモンズメンバーも合流しての、とある山でのバーベキューパーティーで今日の遠足を締めくくることになっています。 ちなみにこのトンネルをさらに進むと、葛城山頂上にある、粉河ハイランドパークへと行く事が出来ます。
長かった遠足の締めくくりは、とある山でのバーベキューパーティーです。バイクを所持していなかったために、今回の遠足に参加出来なかったアッキーと、後ろで肉を食べながら流し目をこちらに送る監督をデジカメに収めて、今日の長かった一日にピリオドを打つ事にします。 いやぁ〜、遠足って、ほんっとうにいいもんですね!それではまた! By監督
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